ちいさなホタル展は、2012年6月に、登米市東和町鱒淵地区に住む手作り好きなメンバーが集まって始めた小さな展覧会です。
毎年6月末~7月頭の土日に開催しています。
詳しい開催日程については、決まり次第このブログなどで発信していきます。
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<ホタル展開催のきっかけ>
2011年3月11日に起こった東日本大震災。
登米市の隣の南三陸町や気仙沼市では津波による大きな被害がありました。
その後、ここ鱒淵地区にある鱒淵小学校(2008年から廃校)などが避難所となったことで、南三陸町などから多くの方々が避難されてきました。
また、同小学校にボランティア団体の拠点もあったことから、鱒淵地区には全国からボランティアが集まり、地区住民や避難者の皆さんとの交流が生まれました。
2011年8月に避難所は解散となり、翌年の夏にはボランティア団体も撤退しましたが、残った少数のボランティアの「よそ者」と鱒淵地区の有志が、被災地との交流を続けてきました。
そんな中、仮設住宅の集会所で手作り講座を手伝っていた仲間たちの作品を展示したら、ちょっとした展覧会ができるんじゃないかと思い付いたのが、「ちいさなホタル展」の始まりです。
鱒淵地区は源氏ボタルの集団棲息地として有名ですので、蛍の出る時期にやるのがいいだろう、ということで、わずか一週間という準備期間でしたが、頼りがいのあるメンバーや家族の協力のおかげで、なんとかすてきな展示ができあがりました。
【2012年最初の展示の内容】
陶器 ・・・ ふさこさん
つるし雛 ・・・ ふさこさん、みえこさん
布の人形 ・・・ みえこさん
フラワーアレンジメント ・・・ えいこさん
カントリー雑貨 ・・・ ゆきえさん
ビーズアクセサリー ・・・ すず
鱒渕の風景画 ・・・ つるさん(特別展示)
ホタルの光は一つ一つは小さくひっそりとしていますが、たくさん集まるととても美しく見ごたえがあります。
ちいさなホタル展も、いろいろな特技を持ったメンバーが集まることで、訪れる皆さんに楽しんでもらえる展示にできればと思っています。
※ホタルが見られるのは6月末~7月初めの期間のみです。
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